豊田スタジアムプール天井崩落

愛知県の豊田市の豊田スタジアムの地下2階にある温水プールで、天井の石膏ボードの約250枚が長さ20メートル、幅4メートルにわたって落ちてしまった。朝の開館を前に委託の業者の職員が清掃などの準備の作業をしていたのだが、ケガ人はなかったのが幸いした。天井はつり天井と呼ばれているタイプだったが、豊田市にはその認識がなく、05年に国土交通省が仙台市の屋内プールの事故をきっかけに実施した耐震性の調査にも回答していなかった怠慢が明るみになった。
プールを所有している豊田市の教育委員会のスポーツ課によりますと、天井は鉄骨の枠組みに縦40センチ、横80センチ、厚さ1.5センチのボードをビスで留めた構造になっている。約700平方メートルのうち9分の1程度が、25メートルプール水面や付近滑り台の上などに落下してしまった。開館前にシャワー室の点検をしていた職員が大きな音で気づき、天井の一部が落ちているのを発見した。いったん落下が収まったが、その後メリメリという音をたてて一気に天井が崩れ落ちた。スポーツ課では湿気でボードが変形した可能性もあるとみて調べているが、湿気は今回だけに生じた訳ではないので、施工上の問題も検証する必要があるのではないか。

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