都内病院で57人が肝炎感染手術の「フィブリン糊」原因

薬害問題で東京都内の私立の病院で心臓手術の時に縫合用の接着剤「フィブリン糊」を930人に使用した所、この内の少なくとも57人がC型肝炎ウイルスに感染していることが判明した。
薬害C型肝炎集団訴訟の被害者救済法では「糊」も血液製剤「フィブリノゲン」と同様に救済の対象になっているのだが、原告207人のうち「糊」を使用した人は2人にとどまっている。「糊」による感染者は厚生労働省の調査でも50人弱しか判明しておらず、実態の把握が大幅に遅れていることが改めて浮き彫りになったのだ。
都内の病院で57人の感染が判明したのは、1980年から89年にかけて行われた3138件の心臓手術についてカルテや手術記録を調べた結果、血管などの接合に「糊」を使った患者は、輸血との併用を含め930人に上ることが判明している。このうち連絡先のわかった患者は約500人になっている、電話や郵便などで「糊」の使用を伝え、検査を呼びかけているということだが、半数近くの連絡先が不明の患者に対してはどのような処置をされるのだろうか。

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